事務所概要

初めまして、代表税理士の大城と申します。中小企業の経営者の良き相談役になることを目標として大学時代に税理士を目指したのは2007年のこと、その後リーマンショック、東日本大震災と日本にとっては良くない時代が続く中、2011年に税理士試験に合格し、2012年に東京都の港区にある会計事務所より税理士人生をスタートしました。当時は円高による不況もあって、中小企業の経営者様にとっては厳しい時代だったように思います。私自身就職活動に大変苦労したのは今では良い思い出となっております。

その後、アベノミクス効果が出始めた2014年頃からは徐々に景気も回復してきたと思いますが、今度は人手不足の時代がやってくるとともに、後継者問題について気にされるお客様も増えだした時期でもありました。

当時私が担当していたお客様に不動産業を営んでいる高齢者の方がおられました。年齢は75歳頃で障害を抱えているご子息がいらっしゃいました。その経営者様は障害を抱えているご子息の将来のことを非常に心配されておりましたが、私は経営者様のお話をただ聞くのみで具体的な事業承継のサポートを全く提案することができませんでした。言い訳になり大変心苦しいのですが、当時はそのお客様の引継ぎを受けて間もなく、また私の方が大手税理士法人への転職が決まっていましたので、そのお客様に対して時間を割くことがあまりできませんでした。